小田原港というのは漁港で、観光船や遊覧船が出入りする港ではない。しかし、土日となると観光客はかなり多い。早川という小田原駅から一つ大阪よりの駅だが、有人だが無人駅の様相を呈している。
駅から5分ほど歩いたところに小田原港があり、その界隈には魚料理を出すお店がたくさんあり、どこも観光客で賑わっている。



新鮮な魚を使った料理が定番で、どのお店も海鮮丼、アジフライ、てんぷら丼といったメニューを出している。「ふるはうす」という魚料理屋らしくない名前のお店に入り、湘南定食といいうのを注文した。美味い!
アジフライが、新鮮なせいか、ふっくらして美味しすぎる。そして、アジの刺身もついているのだが、これはこれで美味しい。価格は2000円とランチにしてはそこそこするのだが、わざわざ食べにくる客にとっては、それほどのハードルではないようだ。どのお店もちょうどお昼時だったので、満席のようだ。

右の写真は、魚料理の自動販売機。初めて見たので、驚いて思わず写真を1枚。

帰りに、歩いて、漁港の駅「TOTOCO」というお土産屋と食事処が集まったところに行ったのだが、こちらは人が多くて店の中をゆっくり歩くことすらできず、早々に退散した。晴れていたら、屋外のベンチ等でくつろぐこともできたと思うが、雨も降っていることもあり、用事もないのにぶらぶらすることができなかった。焦る必要はまったくないのだが、やはり、用事もないのにうろうろするには、気持ちの良い景色か、何か見ていたくなる、そこで過ごしたくなる何かが欠かせないようだ。人生の達人なら、そこでも何かを見つけ出し、その場を味わうこともできるのではないか、と思ったが、人生の達人への道は遠いようだ。


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