マレーシアの首都はクアラルンプールとして知られていますが、政策的な首都は既にプトラジャヤ市に移転されています。従って、政府の人たちと会うのは、もっぱらプトラジャヤ氏にある政府関係庁舎になります。日本人にとっては、あまり馴染みのない名前ですが、空港からは、高速鉄道が走っており、クアラルンプールに行く途中となります。



クアラルンプールも、アジアの他の国々と比べると比較的きれいな町と言えますが、プトラジャヤは、圧倒的に美しい街で2000年代に入ってから新たに建設された街です。
従って、ビルも新しく、また区画整理もされ、何よりも豊富な緑を有する街です。
政府関係の建物のある地域は、川に挟まれ、美しい景色が臨めます。
特に有名な観光地としては、ピンクモスクが挙げられます。川の対岸から見る光景は美しく、見るものを飽きさせません。1999年建造ですから、新しいモスクで、今でいう「映え」つまり写真写りを狙って立てたのではないか、と思います。なお、イスラム教の寺院ですから、見学時には女性は髪の毛を隠すものが必要です。無料でローブは貸してくれますが。

このピンクモスクとは対照的に、非常に現代風なモスク(Pintu Imam Hanafi)も近くにあります。極端だな、と思ってしまいますね。


ここのホテルも素晴らしく、特にピンクモスクを部屋の窓から眺めることのできるZENITHホテルはお勧めです。
このホテルの会議場を使ってセミナーを開催したのですが、アレンジもしっかりしていました。
プトラジャヤには2、3度訪問しているのですが、夕刻などに川沿いを散歩するのが楽しみです。混雑することもなく、優雅な気分になれることと、比較的安全さがあるということです。旅行の際に注意すべきは、安全に関してです。ここは比較的安全なので、おおむねどこのホテルでも大丈夫と思いますが、大抵の場合、安全はお金を出さなくては確保できないことが多いですね。


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