
中東は石油資源があり、日本政府にとっても資源確保上、重要な地域であり、毎年1月にアブダビで開催されるエネルギー関連の展示会World Future Energy Summitには、政府がジャパン・パビリオンとして参加しています。
随分以前に、ミッションインポッシブルのゴースト・プロトコルという映画を見た際に、ドバイのブルジュ・ハリーファが舞台となったシーンが印象的で、夫婦で「このビルに登ってみたい」となり、ドバイを訪れたことがあります。ブルジュ・ハリーファとは、世界一の高層ビルで、なんと828メートルもあるのです。展望台は、450mくらいのところにあり、800メートルは体験できないのですが、それでも非日常体験であることは間違いありません。
今回のブログは、2020年1月にアブダビに赴いた際のことが中心です。

イスラム文化の国ですが、様々な人種の人たちがいて、男性は白く長い服(カンドゥーラ)、女性はヒジャブというステレオタイプの認識は当てはまらない場面に多く出くわします。もちろん、そうした服装の人もいますが、ビジネスの現場では、通常の働き手はスーツを着ています。普通にネクタイもしています。ただ公式の行事となると、白くて長い服を着ている人が多くなりますね。
アブダビは、UAE(United Arab Emirates)首長国連邦の首都であり、連邦と名のある通り、一つの首長国です。国境はありませんが、ドバイや他の首長国とは異なる国と言えます。私は、今回はエミレーツ航空でドバイに入り、ドバイから車でアブダビまでやってきました。ドバイからは車で1時間ほどですので、アブダビ直行便もありますが、ドバイ経由でも大差なく来ることができます。ちなみに以前ドバイに来た時は、エティハド航空でアブダビ経由でバスを使って行きました。どちらも通常、航空券にバスは含まれています。今回は、ビジネスクラスを使いましたので、車代も航空券に含まれていました。
アブダビ市内の観光スポットとして欠かせないのが、有名なモスク「シェイク・ザーイド・グランド・モスク」です。見飽きない美しさです。幾何学的な美しさがそこかしこに伺われます。そして夜景も美しい。ここを訪れるだけで、アブダビに来た甲斐があります。






ホテルでテレビをつけたときに驚いたのが、競馬ならぬ競駱駝です。さすがラクダの国ですね。
中東のお土産といえば、デーツ(なつめやし)です。高級デーツから量り売りのデーツまで様々ですが、お土産となると空港あたりの店で高級デーツとなるのでしょうが、街のデーツ売り場を訪れるのも楽しいと思います。大量の、そして様々な種類のデーツが置いてあります。
今回、エミレーツ航空のビジネスクラスということで、待ち合わせ時間を過ごすラウンジも素敵でしたが、特筆すべきは、機上してからの機内バーラウンジです。機内ですから狭くはありますが、豪華なカウンターと、その中にバーテンダーがいてカクテルを作ってくれます。席でもお酒は飲めるので必要なものではないと思うのですが、リッチさを感じさせる仕掛けですね。私は好きですね。





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