海外旅行時のコロナ関連手続き(マレーシアの事例)

今回のマレーシア出張での体験をもとに、出入国時のコロナ対策関連手続きに関する体験を書いてみました。2022年5月時点のマレーシア出張の事例ですので、時期、行き先等で異なるものになると思いますので、あくまでご参考に。

まず、マレーシアへ行く場合には、マレーシアのコロナ対策アプリのスマホへのインストールと情報登録が必要です。
1) MySejahteraというアプリをスマホにインストール
2) 情報登録の仕方ですが、全て英語ですので、できればアプリの操作マニュアルを見ながら情報入力した方が良いでしょう。アプリ自体はそれほど親切ではないので。個人のパスポート番号等の個人情報及びワクチン接種情報を登録します。ワクチン接種証明の写真のアップロードが求められます。今回、日本のワクチン接種証明書をアップロードしましたが、受け付けられました。

3) アプリをオープンした際の最初の画面は不要なので、右上のcloseを押して、初期入力の選択画面に移ります。
4) ここからマニュアルに従って、パスポート情報、接種したワクチンの詳細情報を入力します。マレーシアの場合、65歳未満は、2回接種でOK。しかし、65歳以上は、3回接種が条件です。
5) すべて入力し終わると、初期画面の「Things to do]のタブを押すと、You have no pending tasks, thank you for your cooperation. という記載が出てきます。

6) 初期画面の右下にあるプロフィールのボタンを押して、ブルー・バナーのワクチン接種済み証明画面が出てくることを確認。赤いバナーが出てくると、ワクチン接種していないことになり、面倒なことになります。日本の空港の航空会社のチェックインカウンターでこの証明画面を見せる必要があります。
なお、クアラルンプール市内の百貨店等でも、この証明を見せないと入れないところがありました。

そして、日本の入国のためのアプリ「MySOS」をスマホにインストールしておきます。

1) 健康管理項目及び現地でのコロナ検査結果の陰性証明が主ですので、実際の情報入力は、現地での陰性証明を入手したのちに行うことになります。
2) 入力完了後、ネット上で審査が行われます。その結果が出るのに数時間はかかるため、日本に到着してから入力していると間に合いません。かならず現地で入力は済ませておくことです。(私は、現地で飛行機に乗る直前に入力完了させたので、日本に着くまで審査結果は分かりませんでした。日本到着時に確認するとOKになっていました。)

現地では、帰国のための手続きをすることになります。日本に入国するために必要なことです。

1) マレーシアKL空港到着時には、機上前のMySejahteraの確認が済んでいるためか、特に確認stepはなく、そのまま入国審査に入ることが出来ました。これで良いの?というくらい拍子抜けです。

2) 日本に帰国時に必要になるコロナ陰性証明を現地で帰国の72時間前以降の時間で取得する必要があります。
3) 陰性証明は、日本発行のフォームに記載してもらう方が、漏れがなくてよいでしょう。情報が漏れると陰性証明として無効になる可能性があります。(今回マレーシアでは、クアラルンプールの日本人向けに陰性証明を発行している病院をネットで調べました。検査は10分もかからず終了。結果は登録したメールアドレスに証明書の写真を送付してもらいました。MySOSには、アップロードする必要があるので、写真(データ)でもらう方が良いと思います)

(帰国時)
1) マレーシアでの出国時の手続きは、通常の出国手続きのみでした。

2) 空港では、まず唾液によるPCR検査を受けます(ここから行列)。更に、数か所(6か所以上)でアプリのチェックや陰性証明提出などで、都度、行列に並ぶことになります。MySOSで審査OKをもらっていると、FAST TRACKレーンに振り分けられます。一通りの書類検査が終わったら、PCR検査待ちの会場に移動、そこで坐る席の番号をもらうためのチェックポイントで並び、座席番号をもらい、そこで検査結果待ちをします(1時間弱)。結果が出るとアナウンスで番号を呼ばれるので、窓口に行って、空港でのPCR検査の陰性証明をもらい、入国審査に向かうことになります。今回は、到着から約2時間半で入国できました。

通常の出入国に比べると、手間と費用はかかります。現地でのコロナ検査に費用がかかります。今回は、急いでやっていただいたので、EXPRESS料金とうことで、約1万円かかりました。通常でも6000円程度はかかります。今後は、日本も多少簡易化されていくと思いますが、時間には余裕を持ってスケジュールすることが必要ですね。

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