西丹沢ソロキャンプ

ソロキャンプというものを初めてやってみた。コロナ禍でソロキャンプが流行っているという話は聞いていて、また、以前から快適なキャンプをしてみたいと思っていたので、試してみた。
グランピングは、通常のホテルよりも高くつくので、安上がりに快適さを追求したいと思い、ワンタッチで設置できるテントとシュラフ、そしてシュラフの下にひくクッション(空気で膨らませるもの)を購入し、また簡単な調理のできるストーブとコッフェル等を仕入れて、まずは近場の丹沢へレンタカーで出発。

あいにくの天気で雨が降ったり止んだりで、最初に寄ったキャンプ場は、雨のため宿泊キャンプ場は、今夜は閉鎖とのこと。2つ目に寄ったキャンプ場は、橋の下にあり、雨が防げるキャンプ場で、本来予約した客しか受け付けないキャンプ場だったが、優しい管理人さんで、空いているとのことで入り込むことができた。雨が少し降っていたので、橋の下のオートキャンプサイトを割当ててくれた。テントが、それほど耐水性が高くないので助かる。何より、設営準備や調理にも、すごく助かる。
ビールを飲みながらのテントの設置が完了した後は、それなりに暑かったので、川遊び。西丹沢の河内川は、ここまでくると清流だ。冷たく澄んだ水が心地よい。

川遊びの後は、さすがに風呂に入るか、シャワーを浴びたいところ。風呂設備もあったのだが、残念ながら営業はしておらず、シャワーは使えるとのことで使わせてもらう。お湯が出るだけで嬉しい。
さてキャンプといえば自炊というわけだが、料理ができる方ではないので、レトルトカレーとパックのご飯、そして簡易クーラーに入れて持ってきた冷えた果物。ゴミも、キャンプ場内に廃棄場所があり、持ち帰らずにすんだ。それなりに美味しく食べることができたのだけれど、やはり、食卓になるテーブルが欲しいところ。
テーブルと椅子があれば、パソコン作業もでき、ワーケーションすら可能だ。しかし、机がない上に、十分明るい照明もないので、本も読めない。となると、夜は寝るしかない。午後8時過ぎにはシュラフに潜り込んだのだが、眠れない。スマホで結局YouTubeを見るなどしてしまった。
そして夜は長く、寝つけないままに朝を迎えた感じ(実際は寝ていたと思うが)。

朝も、少し雨が降っていたのだが、朝食をとり、コーヒーを飲みながら、しとしと雨の降る景色を眺める。落ち着く時間だ。しかし、これも日頃のあくせくした生活感覚からすると、しばらくすると落ち着かなくなってくる。30分もたたずに、何か行動したくなる。雨の中を散歩。ゆっくり雨の景色を眺めるには、まだまだ人間ができていないようだ。再度、ソロキャンプやってみよう。

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