伊豆 今井浜 雨の散策

東伊豆の今井浜海岸にやってきた。伊東駅で伊豆急行のフリー切符を購入。1,900円で伊豆急下田までは往復可能で、乗り降り自由だ。今回は、今井浜海岸までの往復だが、それでも圧倒的に得だ。普通に購入すれば、伊東から今井浜までは1,394円で往復2,788円だ。それが1,900円。買わない手はない。

今日は、生憎の雨だが、しとしと降る感じなので、短い距離なら傘無しでも大丈夫だ。駅に着くと、早速海が眺められる。駅から、今井浜海岸までは歩いて5分ほどの距離で、まず海岸ベリに立ってみる。午前中の海岸は、誰もおらず波の音だけが聞こえる。少し海岸沿いの道路を伊東方面に向かって歩く。港が出てくる。寂れた感じは否めない。夏の海水浴シーズンは結構な人出になると思うが、季節外れのビーチは裏寂しい。

港の入り口に、今回の目的でもある舟戸の番屋の看板が現れる。ここで露天風呂と食事の予定だが、少し続けて歩く。

竜宮の伝説の書かれた石碑が海岸沿いにある。伝説の解説が書いてあるのだが、掠れていて一部読めない。この辺りも民宿もあり、夏は賑やかなのだろう。

あたりの写真を撮って、舟戸の番屋に向かう。

船戸の番屋は、食堂なのだが、離れに露天風呂の施設を持っている。ここで入浴料300円を支払い、露天風呂に向かう。海岸沿いの階段を登り、すぐに降ったところに小屋がある。男女別の露天風呂だ。入るとすぐに脱衣所があり、その向こうは太平洋に面した露天風呂だ。素晴らしい解放感だ。おそらく東伊豆ではもっとも開放的な露天風呂ではないだろうか。港向こうの道路は、200メートルほど離れてはいるものの、間には海があるだけで隔てるものはない。また番屋の駐車場からも、場所によっては、おそらくよく見えるだろう。でも気持ちの良い空間であることは間違いない。(男風呂の話で、女性用はおそらく反対側に面しているので、そんなことはないのだろう)

温度も適温で申し分無し。昼食を挟んで2回入らせてもらった。

帰りは、駅前のビルにあるカフェで一息つく予定だったが、テイクアウト営業しかやっておらず、そのまま電車を待とうかとも思ったが、かなりの時間があるので、近くの伊豆今井浜東急ホテルの1階のカフェラウンジで一息つくことにした、ホテルのカフェなので高くはつくが、ビーチを目の前にし、施設も南国ムードたっぷりで、一人で来たのが勿体無いくらいだ。名残はつきないものの帰ることにしよう。

コメントを残す

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑