富士の見える高松山

平日の晴天が見込まれる今日、きっと山に登れば富士山が綺麗に見えるに違いないと思い、山北町の高松山に登ることにした。
御殿場線の東山北駅で下車、そこから街の中を通って、一路、高松山へ。登山路はファミリーハイク用に整備されている割と人気のある山らしい。

しかし、今日は私一人のようだ。東名高速道路のトンネルを作るらしく、高松山への進入路となる分岐に差し掛かると、巨大な工事現場を見ることになる。

工事現場を迂回するように登山道が作られている。しばらくは工事現場のトラックなどの音が聞こえる。
空は快晴、早速富士山も顔を出し始める。途中、それほど富士山を眺められるような見晴らしの良いところは多くはないが、ときおり、富士山だけでなく相模湾を眺めることができる。

高圧電線の鉄塔近くに高松山への道標が出てくる。ここまでくるとかなりの汗だ。登り道だけではなく、たまに平坦な道もあるので、登りやすい山だ。しかし、予定よりも少しオーバーの2時間少しで山頂(801m)に到着。山頂は、素晴らしい眺望が楽しめる。海側を見ると小田原市の向こうに太平洋が広がる。そこから山手を視線を移すと、箱根の大涌谷の白い煙もわずかに見える。そして、雪を被り始めた富士山だ。雲がかかってはいるものの、ときおり山頂が顔を出す。

山頂は広々していて、気持ちがいい。こんな空間を独占するのはもったいないくらいだ。木製のテーブルと椅子も設置しているので、ここで富士山を見ながら昼食。

若い女性ハイカーが一人登ってきたので、この優雅な食卓を譲ることにし、下山開始。

下りは、富士山が望めるところが数箇所あり、らくちん、かつ素晴らしい。ふもとに近いところに、山ゆりの滝という滝があり、顔を洗う。

人気のあるハイキングコースであることは頷けるコースだ。

コメントを残す

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑