湯河原の1棟貸別荘でのワークショップ

湯河原のみやかみという温泉街から少し離れた、そして万葉公園が近いところにある貸別荘をAirBnBで予約して、数人のワークショップで使ってみました。ここでは、ワークショップの内容ではなく、こうした貸別荘を使った仕事やワークショップの開催について、気のついたところを書いておきたいと思います。
まずは、玄関。十分な広さがあり、到着時の場所への期待感を持たせてくれます。鍵は、番号キーで、その番号を事前に入手しておくことで、誰にも会うことなく入室できます。またチェックインは、入室後にタブレットで記帳することになります。
玄関が広々してると、気持ちがいいですよね。

全体で170平方メートルの広さがあり、寝室は3つ。そして、12人が座れるダイニング、詰めれば8人ほどが座れるリビングルーム。そして、大きな浴場と、2階の寝室には、独立したシャワーとトイレもついています。システムキッチンもあり、自分たちで食事の用意をする必要はありますが、電子レンジと冷蔵庫があるので、問題なし。1階にはバーベキューテラス、2階には広々としたテラスもあり、ここでリラックスしながら考えることもできるのが素晴らしい。

広々としたダイニング

快適なリビングルーム

3人以上で作業するときに、情報の共有が欠かせませんが、大型テレビがあると、パソコンに繋いで、情報をテレビを使ってみんなに見せることができます。大型テレビは必需品かもしれません。プロジェクターは、部屋を暗くする必要があるので、昼間の作業には向かないでしょう。
ただし、パソコンとテレビを繋ぐケーブルは、用意されていないことが多いので、持参の必要があります。できれば、2−3メートルの長さのものが必要でしょう。通常、HDMIケーブル端子がテレビにはついていますが、MACパソコンの場合、USB-Cしかついていないので、変換プラグが必須です。

寝室は、上記の写真の部屋以外に、ベッドが4つ置かれた部屋が1階にあり、8つのベッドが使えます。ただ、1階の寝室と2階の1つの寝室とは吹き抜けで繋がっているので、2階から1階を見下ろすことができるのと、音が遮断されないのが難点です。

浴室は、広々としていて、快適です・窓がついていて、景色を眺めることができるわけではないけれど、閉塞感のない空間です。

広々とした2階テラス

テラスでの朝食

2階のテラスからは、わずかながら海が見え、もちろん湯河原の山々も眺めることができます。そして小鳥たちの声が一日中聞こえるのも、自然を感じさせます。

クリエイティブな仕事をするときに環境は非常に重要です。新しい環境だから新しいアイデアが出るというわけではありません。自分をリラックスさせて、日頃の雑事から解放された状態にするからこそ、発想が豊かになります。そして、この環境を十分に活かしたいなら、まず開始前に、日頃の雑事や気掛かりになっていることを横に置く必要が有ります。気掛かりを持ったままでは、どんな環境もリラックスしたムードを与えてくれません。その際に、気掛かりを忘れよう、とするのは多くの場合、逆効果になります。気掛かりは押さえつければつけるほど、浮上してくるものです。まずは、その気掛かりをいつ扱うか、を決めてしまうことです。そして、扱う時間が決まれば、その時間までは、気にしなくても良いのです。
そうして、自由に、いろんな場所を使って個々に作業を行い、そして時間を決めて集まり、議論することになります。ワーケーション型ワークショップとは、こういうものになるのではないでしょうか。

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