
今回は、ゆっくり考える時間を確保しようと思い、西丹沢の民宿に泊まり、ワーケーションの可能性について考えてみた。
御殿場線の山北駅から西丹沢ビジターセンター行きのバスに乗り、箒沢に向かう。バスの時間まで1時間ほどあったので、駅近くのカフェでランチをとる。山北には、結構しゃれたカフェやレストランがあり、今回は、しゃれたとは言い難いが、快適な空間だ。
バスが来て乗り込む。平日なので、ガラガラというより、私しか乗車客はいない。バスは渓谷沿いに進んでいく。人里離れた空間へと移っていくのだが、それでも人家の密集地がでてくるのが不思議なくらいだ

箒沢までくると、人家はまばらである。それでも、民宿「箒沢荘」のあたりは、10軒ほどの家があるようで、なんと蕎麦屋もある。
箒沢荘は、古びた感じがいい。カフェが併設されていて、軽食もとれ、屋外に小さなテラスもある。しかし、平日は、一般営業はしていないようだ。宿泊客は、ここで朝夕食をとる。



宿の女将さんが迎えてくれた。どうやら1人で切り盛りしているようだ。1階に、6畳間が2つあり、その2つを繋いだ広間が、私一人の貸切だ。縁側があり、縁側で夕涼みができる。
ちゃぶ台が1つ。延長ケーブルを用意してくれているので、パソコン、照明等の電源は確保できる。昔の文豪が小説を書くときに似た雰囲気で仕事できる。机と椅子ではないので、長時間の作業は難しく、客がいないときには、カフェコーナーを借りることもできる。
女将さんは部屋には入ってこないので、気を使うこともない。なお、2階も部屋があり、別の客が泊まっている。しかし、静かなものだ。
夕食は、18時から。それまで時間があったので、近所を散歩する。グランピングサイトも経営しており、そちらは別の人が働いているようだ。そのグランピングサイトの隣に高さ40メートルの巨大な箒杉がそそり立っており、そのための展望台も設置されている。




コメントを残す