南伊豆 爪木崎

南伊豆といえば、美しい海、そしてビーチが定番だが、やはり夏に行くところというイメージが強い。しかし、11月のビーチに行ってみた。熱海から伊豆急下田駅までは、黒船号という観光列車で、窓からの景色を眺めやすくなっているシート配置になっている。これだけで、少しテンションが上がるというものだ。

伊豆急下田駅には、レンタサイクルがある。電動アシスト自転車だ。予約していたが、このシーズンなら予約は必要ないかもしれない。駅前のローソンで昼食となるサンドイッチなどを購入し出発。港の前の道を気分よく走ることができる。まずは、九十浜海岸を目指して走る。歩いている人も少ないので、歩道となっている部分を走ることが多いが、車も少ないので車道でも問題ない。
九十浜海岸への入り口は見落とす可能性があるが、幸い、気がついた。車を駐車する場所は、少し離れているが、自転車なら入り口の小さなスペースにとめることができる。ここからも海岸を望むことができる。

この時期の人里離れたビーチ、それも美しい海のビーチは最高だ。ビーチを独占だ。さすがに海に入るわけにはいかなかったが、爽やかな風と波の音に囲まれたひとときを過ごす。

爪木崎には、自然公園があり、車で来たら、九十浜海岸近くの無料の公営駐車場に止め、そこから歩くことになる。この駐車場の先にも駐車場はあるが有料だ。

この公園からは、南伊豆の海岸線が望める。

灯台があり、そこは「恋する灯台」と銘打っていて、ハートマークの記念撮影用のオブジェもあったりと、人を集めるための工夫もされている(商業的見地はここではいらないが)。でも、素晴らしい場所だ。これで大勢の人で埋め尽くされていると興醒めだが、人気のないこの時期はおすすめだ。中国人一行と思われる5人の観光客以外には、ほとんど人を見なかったが、九十浜海岸は、午後になるとポツポツと人がやってくる。

帰りには、下田の温泉旅館で日帰り入浴をして、のんびりとした日帰り旅となった。

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