
座間味諸島行きのフェリーに搭乗。90分で阿嘉島だ。多少の雲はあるものの晴天だ。船は少し揺れたが、問題ない揺れだ。阿嘉島港に到着後、民宿へ。
宿は民宿、とは言っても、3階建のビル。夫婦2人で切り盛りしているようだ。



船が欠航するかも知れないという可能性を全く持たずに来たのだが、宿の主人から、明後日以降、船が欠航する可能性が高いという。なんてこった、せっかく阿嘉島で3日間ゆったり過ごそうと思ったのに、という思いはあったものの、確かに船は天候次第で、当然欠航のリスクはあるもので、それを想定なしでいる方がおかしいくらいだ。
では、今日と明日午前中は、存分に阿嘉島の美しい海を楽しむことにし、明日は那覇に戻ることにした。
早速、近くのスーパーマーケット、といっても小さなところだが、レンタサイクルを借りて北浜ビーチへ。北浜と書いて、にしばま、と読む。なんてややこしい。北浜ビーチは、おそらく阿嘉島でもっとも美しいビーチだと思う。泳ぐこともでき、海岸線も広くて長い。
展望台とテラスがある。お弁当を買って、このテラスで食事をしてみたいものだが、今回は時間がなく断念。






北浜ビーチは、宿のある地域から比較的近いが、次にウシバルビーチは、島の反対側でもっとも遠いところにある。そこで、まずは唯一営業しているカフェ 「はぁなカフェ」の室内のカウンターで、ソウキそばを食べ、出陣。
山越えのような坂道が続くため自転車を押しながら進む。電動アシスト付きの自転車ではない、1時間以上はかかったと思う。しかし、それ以上に素晴らしいプライベートビーチが待っていた。誰一人いないし、かつ誰も滞在時間中来ないという独占状態。太陽の光も夏のように激しくなく優しい。帰りにウシバル展望台によるが、それほど見晴らしがいいわけではない。
そこから宿へ向かう。5時半というのに、まだ明るい。



翌朝は、朝食後、船の出航の14時半に合わせて、部屋を使っても良い、とのことなので、荷物を整理し、レンタサイクルで再び出発。
今度は、ヒズシビーチという比較的村から近いビーチへ。ここも誰一人会うことなく美しい海を独占だ。




阿嘉島と慶留間島、そして外地島は、橋で繋がっている。立派な橋で、そこを走る車は少ない。せっかくなので自転車で3島走破しようと、橋をわたる。橋の上から見る海の美しさも格別だ。まずは慶留間島。ここにもビーチがあるので、寄ってみた。こじんまりとした感じだが、誰もいない。砂浜が広がるという感じではないが、プライベートビーチ感満載だ。



そこから、空港のある外地島へ移動。空港しかない島だ。空港といっても定期便が飛んでいるわけではなく、チャーター機のための飛行場だ。待合室みたいなところに寄ってみたが、だれもおらずトイレだけ借用。
そこから取って返し、民宿へと自転車を走らせる。清々しい風を浴びながら、青い海を眺めながらのサイクリングが気持ちいい。民宿の奥さんからは、またおいで、と言われ、確かに再訪の価値ありだと思った。自転車を返却して、昼食へ。2、3件のレストランか食堂はあると思ったが、民宿の奥さん曰く、今のシーズンは1軒しか空いてないだろう、とのことで、昨日行った「はぁなカフェ」に行くことにした。今日は、客がだれもいなかったので、外のテラスで、カクテルを飲みながらパスタを食す。冬に南国での食事という贅沢。気分がいい。



さて那覇に戻らねば。フェリー乗り場は民宿から歩いて5分程度。1時間近く前に乗り場に到着。待合室は、広々していて、机もあり、食事をするスペースも十分だ。パソコンで写真と動画の整理ができた。
フェリーは出航した後、渡嘉敷島、そして小さな島々を横目に那覇へと進む。途中の島のビーチは、すごく良さそうなので、一度、船をチャーターしていくこともあり、だと思った。海も荒れずに那覇の泊港に到着。
さて、あと2日間、那覇で何をしようかな。




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